胃痛は誰にでも起こり得る身近な症状である半面、原因は多岐にわたっており、なかなか特定することが難しいです。
体質から胃の弱い方は特に、その症状に悩まされることかと思います。
一言に胃痛とはいっても、その痛みの感じ方、起こり方は様々です。
例えば、食後1〜2時間をのぞき、しきりに痛みを感じるような場合、胃潰瘍が考えられます。
これとは逆に、食後すぐに痛みを感じるときは、胃炎や胃下垂が考えられます。
そして、痛みの感覚が一定でなく、胃もたれや吐き気、口臭などの全身症状を伴う場合、胃がんである可能性もあります。
よく言われるキリキリと痛い、というのは、胃粘膜が荒れているときに起こりやすい痛みです。
また、自覚症状は「胃痛」でも、実際は胃以外の器官に問題が生じていることも少なくありません。
胃痛はみぞおち(心窩部)部分に感じる痛みだとされていますが、その付近には肝臓や腎臓、腸など様々な内臓があります。
そのため、予期しない疾患も考えられますので、安易に痛みの出所は胃だと思い込まないように注意しましょう。